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うまれた日
いきなりですが… 自分のお誕生日に、みなさんは何をしますか? 誕生日プレゼントをもらう。 ケーキを食べる。 お友達とにぎやかに過ごす。 SNSを更新する。 みんなそれぞれ、いろんな過ごし方があるのでしょうね。 「お誕生日、おめでとう!」 と言ってくれた人に 「ありがとう!」 と言う人も多いと思います。 もちろん、それも良
いきなりですが…
自分のお誕生日に、みなさんは何をしますか?
誕生日プレゼントをもらう。
ケーキを食べる。
お友達とにぎやかに過ごす。
SNSを更新する。
みんなそれぞれ、いろんな過ごし方があるのでしょうね。
「お誕生日、おめでとう!」 と言ってくれた人に 「ありがとう!」 と言う人も多いと思います。
もちろん、それも良いことです。
ただ……
お誕生日に、一番最初に 「ありがとう」 と言う相手は、自分を産んでくれたお母さんだと、私は思っています。
産んでくれなかったら、いま、私はここに存在していません。
育児がどうだったか、家庭環境がどうだったか、お母さんとの関係がどんなだったか… それはいろいろあると思うし、自分が望むものではなかったかもしれない。
でも、何か月もの間、体力的にとてもしんどい思いをして、おなかを守ってくれて、命がけで産んでくれたから、自分はこうやって存在できている。
だから、私は、自分の誕生日になると、母のことを思い出して、胸の中で感謝の気持ちを唱えます。
私の母はもうこの世にはいないのですが、これから先も、いつまでも何年経っても、誕生日がくるたびに母に 「ありがとう」 を言い続けるつもりです。
「お母さん、私を産んでくれて、ありがとう。」
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承認欲求
人は誰にでも 『承認欲求』 があります。 「認められたい。」 「褒められたい。」 「受け入れられたい。」 小さな赤ちゃんにも、ご高齢の方にも、年齢や性別など関係なく、誰にでもこのような気持ちが常に存在しています。 幼い子どもたちとの関わりの中では、日々とにかく褒めています。 「すごいね! できたね!」 「全部食べられたね!」 「上手にできたね!」
人は誰にでも 『承認欲求』 があります。
「認められたい。」
「褒められたい。」
「受け入れられたい。」
小さな赤ちゃんにも、ご高齢の方にも、年齢や性別など関係なく、誰にでもこのような気持ちが常に存在しています。
幼い子どもたちとの関わりの中では、日々とにかく褒めています。
「すごいね! できたね!」
「全部食べられたね!」
「上手にできたね!」
「よく知っているね!」
「元気に挨拶してくれて嬉しいよ!」
「おっ、いいねー!」
どんな些細なことでも、その子ができた場面を見つけて声をかけます。
そうすると、満面の笑顔を返してくれます。
泣いていた子は、泣き止んでキョトンとします。
「ちゃんと自分のことを見ていてくれたんだ。」 という安心感と、自分ができたことへの自信が、その子を笑顔にするのです。
カウンセリングを受けに来られている方には、『3行ノート』 をおすすめしています。
寝る前に、その日一日を振り返って、がんばったこと、嬉しかったことや感謝したこと、誰かにありがとうと言われたことなどを、三つほど思い出してノートに書くというものです。
ほとんどの方が 「そんな、三つもないです…。」 と言われます。
でも、よくよく考えてみると、意外とたくさんあるものです。
それらをノートに書き込んで、可視化する。
これも、承認欲求を満たし、自己肯定感を高めるために、自分だけでも簡単に続けられる、とても有効な習慣です。
この前、TVを観ていると、とある芸人の方が 「ええやん! ええやん!」 と何度も連発していました。
誰かが話すと 「ええやん!」、自分の話にも 「ええやん!」 … 笑
その芸人さんはネタとして言っているのですが、その場の雰囲気はとても明るく、笑いに包まれて、そこにいた人たちはみんな笑顔で和気あいあいとしていました。
とにかく、肯定する。 受け入れる。
認める。
とても大事なことだと思います。
人の欠点やアラ探しばかりをしている職場は、とてもギスギスしていて居心地が悪いし、メンタルにも悪影響しかありません。
どんよりと重苦しい空気が漂っています。
でも、ちょっとしたことでも 「ありがとう!」 と声をかけたり、もっと初歩的なことでいえば、大きな声で挨拶や返事ができている職場は、明るく活気づいていて、仕事のミスや事故も少ないです。
ちょっとした心がけひとつで、大違いですね。
ぜんぜん難しいことでもないし、時間だってかからない。
今すぐに、誰にでもできることです。
お互いを認め合い、承認し合える環境を保ち続けていきたいものです。
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時間が解決…?
よく 『時間が解決してくれる』 と言うけれど…… 実際には、時間は解決してくれません。 というより、時間が経過しても、それだけで解決にはならないということです。 渦中にいる時から、だんだんと時間が経過して、その出来事に対する認識や思い、自分の感情なども変化していきます。 そして、自分が、その出来事を
よく 『時間が解決してくれる』 と言うけれど……
実際には、時間は解決してくれません。
というより、時間が経過しても、それだけで解決にはならないということです。
渦中にいる時から、だんだんと時間が経過して、その出来事に対する認識や思い、自分の感情なども変化していきます。
そして、自分が、その出来事をどうやって受け入れるか、しっかりと現実を受け止めて、前を向いて進めるか、そして、どうやって乗り越えるか… それらがあってこそ、解決への糸口となるのです。
どれだけの時間を要するか。
それは、一人ひとりそれぞれ違います。
その時間の経過とともに、もう一方で、自分自身が気持ちを整理していきながら、少しずつ解決へと進んでいるのです。
自分自身の力で。
過去の出来事、それ自体は、どんなに願っても変わりません。
でも、その出来事の意味は、自分次第で、いくらでも変えられるのです。
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5分間の「無の時間」
一日の中で、疲れを感じる時はいつですか。 朝から活動している人は、やはり帰宅後の夕方から夜にかけての時間帯でしょうか。 夜勤や交代制のシフト勤務の人は、仕事を終えた時や、休憩などでホッと一息ついた時なのかもしれませんね。 体の疲れも加わって、一気に脱力して、疲労感が押し寄せてくる日もありますね。 そんな時、身体的な疲れを癒すには、ぬるめのお風呂にゆっくりつか
一日の中で、疲れを感じる時はいつですか。
朝から活動している人は、やはり帰宅後の夕方から夜にかけての時間帯でしょうか。
夜勤や交代制のシフト勤務の人は、仕事を終えた時や、休憩などでホッと一息ついた時なのかもしれませんね。
体の疲れも加わって、一気に脱力して、疲労感が押し寄せてくる日もありますね。
そんな時、身体的な疲れを癒すには、ぬるめのお風呂にゆっくりつかるとか、軽くストレッチをしてみるとか、アロマオイルやお香などの香りに包まれて静かな時間を過ごす… など、さまざまな方法があると思います。
では、心や頭の中の疲れから解放してあげるには、どうすれば良いでしょう?
部屋を暗くして、静かに音楽を聴く… とか、誰かに話を聴いてもらうという人もおられるかもしれませんね。
実は、誰でも、どこででも、簡単に、思いついた時に、心や頭を疲れから解放できる方法があるのです。
それは、5分間、目を閉じて、何も考えずに 「無」 になること。
これ、意外と慣れるまでは難しいです。
何も考えないでいようとすればするほど、頭の中にいろんなことが浮かんできて邪魔されます。
頭の中に雑音や不要なノイズを感じます。
それでも大丈夫。
たったの5分間、静かに目を閉じる習慣ができてくると、「ぼーっとする感覚」 や 「無になる感覚」 が実感できるようになります。
この 「無の時間」 は、本当に有効です。
疲れや不安や得体の知れない疲労感などが、すーっと抜けていくのを感じられます。
不安や悩み事の根本的な解決にはならないけれど、考え方や捉え方が変わっていくと思います。
騙されたと思って、習慣づけてみてください。
きっと、少し軽く、すっきりしているはずです。
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2/1 療育の必要性
- 投稿日 :
- 2023-02-01 00:00:00
- カテゴリ :
- today's diary
- WRITER :
- chi.
昨年より、療育の現場で、お子さんや親御さんと関わっています。 1歳から小学校へあがるまでのお子さんが対象です。 保育園や幼稚園に通いながら、並行して利用しているお子さんも多いです。 検診時に、ドクターから何かしらの見立てがあったお子さんや、まだ小さいのではっきりとした診断がおりていないお子さんなど、さまざまです。 そして、親御さんは、子どもと
昨年より、療育の現場で、お子さんや親御さんと関わっています。
1歳から小学校へあがるまでのお子さんが対象です。
保育園や幼稚園に通いながら、並行して利用しているお子さんも多いです。
検診時に、ドクターから何かしらの見立てがあったお子さんや、まだ小さいのではっきりとした診断がおりていないお子さんなど、さまざまです。
そして、親御さんは、子どもとどう関わっていいのか、どんな支援が必要なのか、向き合い方がわからない… などの不安や心配を抱えておられます。
あらためて感じるのは、早い段階からの療育支援の必要性です。
誰にでも、得意・不得意はあります。
その “得意” を見つけてあげて、もっと伸ばしてあげることで、その子の “強み” に繋がっていき、できることの範囲も広がります。
一方で、不得意な部分については、それを補うための専門職のサポートや支援を、いかに早い時期から受けるかによって、その子の成長過程に差が出てきます。
小学校に入学してから、中学・高校に行ってから、もっというと大人になって社会に出てから、いろんな場面で出てくるであろう “困りごと” を、幼いうちから少しでもなくしてあげることで、その子の “生きやすさ” は格段に上がってくると思います。
なかなか現実を受け入れられないのは、よくわかります。
「こんな風に育って欲しい。」 と願う気持ちは、とても大切です。
でも、一番に考えなければならないのは、お子さんの “生きやすさ” だと、私は多くのケースを見てきて感じています。
子どもたちの “できる” を伸ばして自信に繋げていくこと。
不得意なことを見極めて、一人ひとりに合わせて、しっかりとサポートしていくこと。
そして、親御さんにもしっかりと寄り添い、親御さんと共に連携をとりながら、一緒に進めていくこと。
これらを常に念頭において、ブレることなく、療育の現場に携わるようにしています。
子どもたちの未来は、本当に無限です。
そして、それを支えてあげるのは、私たち大人の役目です。
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