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1~5件目 (6件中)

  • 依存症を理解する

    投稿日 :
    2022-09-21 00:00:00
    カテゴリ :
    ::: カウンセリング :::
    WRITER :
    chi.

    最近、依存症について勉強をしています。 もともと以前から関心があり、これまでも自分なりに勉強してきたのですが、ここしばらく、またいろいろと考えさせられる場面が多く、もっと専門的に理解を深めて、依存症患者やクライエントに向き合いたいと思うようになりました。   前にも、ここに書いたのですが、依存症は、本人の意思やコントロールの問題ではありません。 そして、ほとんどのケースにおいて、

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    最近、依存症について勉強をしています。

    もともと以前から関心があり、これまでも自分なりに勉強してきたのですが、ここしばらく、またいろいろと考えさせられる場面が多く、もっと専門的に理解を深めて、依存症患者やクライエントに向き合いたいと思うようになりました。

     

    前にも、ここに書いたのですが、依存症は、本人の意思やコントロールの問題ではありません。

    そして、ほとんどのケースにおいて、その背景には、ご本人が抱えておられる心のつらさがあります。

    幼少期に虐待を受けていたり、愛着や親子関係の問題だったり、大切な人からの裏切りを経験していたりするケース。

    人間関係がうまくいかなかったり、仕事で失敗を繰り返して職を転々としていたりして、ストレスを抱えているケース。

    あと、ご本人に何らかの発達課題があるケースも珍しくありません。

     

    よくある誤解として、依存しているもの(薬物、アルコール、ギャンブル、他にも…)を断つことばかりを求められがちですが、本当に目を向けなければいけないのは、その背景なのです。

    ご本人にしっかりと寄り添い、苦しみとなっている心の闇に向き合い、ひとつひとつ紐解いていく。

    それには、とても長い時間がかかります。

    いつまで経っても先が見えず、途中で投げ出したくなる日もあるでしょう。

    でも、このコツコツと地道な作業こそが、依存症からの回復への近道だと思います。

     

    何年もかけて、長く暗いトンネルを抜けて、また元気に活躍しておられる方々を何人も知っています。

     

     

    この、とても生きづらい毎日の中で、年齢や性別を問わず、依存症に苦しんでいる人は増加しています。

    ご本人が自覚していないケースも多いです。

    ちょっとした些細なきっかけで、どこかに繋がることができればいいなと、いつも思っています。

     

    依存症は、恥ずかしいことでも、弱いことでもありません。

    むしろ、「なんとかして生きたい!」 という、心の声の現れです。

    苦しんでおられる方、その周りにいるご家族や友人、どうか一歩を踏み出して、繋がってみてください。

     

    できる限りの、最大限のサポートをしたいと思います。

     

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  • カウンセリングのタイミング

    投稿日 :
    2022-06-05 00:00:00
    カテゴリ :
    ::: カウンセリング :::
    WRITER :
    chi.

    クライエントさまから、よく質問を受けます。   「カウンセリングは、どれくらいの頻度で来たらいいですか?」   私からの答えとしては… クライエントさまが希望される頻度、タイミングに合わせてご予約いただければとお答えしています。   一度きりで終わる方もいれば、毎週、隔週のように定期的なカウンセリングを希望される方など、本当にそれぞれまちま

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    クライエントさまから、よく質問を受けます。

     

    「カウンセリングは、どれくらいの頻度で来たらいいですか?」

     

    私からの答えとしては…

    クライエントさまが希望される頻度、タイミングに合わせてご予約いただければとお答えしています。

     

    一度きりで終わる方もいれば、毎週、隔週のように定期的なカウンセリングを希望される方など、本当にそれぞれまちまちです。

    なかには、半年後とか3年後など、必要だと感じたタイミングで連絡をくださる方もいます。

     

    当カウンセリングルームでは、カウンセラーの方から次の予約の催促はしていません。

    クライエントさまが希望されるタイミング、ペースに合わせて決めていきます。

     

    ただ、実際のところ、1回(50分間)のカウンセリングでは時間が足りず、なかなか難しいのも事実です。

    特に、いくつかの悩みを抱えておられる場合や、解決の糸口をみつけたい時、何か支援に繋げる必要がある時などは、最初のヒアリングだけで時間が過ぎてしまうので、カウンセリングや療法などに入っていけるのは次のタイミングになってしまいます。

    そんな場合は、カウンセラーと相談しながら、クライエントさまに無理がないペースで、今後の進め方などを決めていくのが良いでしょう。

     

    最近では、何年も経って、またふと必要を感じた時に連絡をくださる方も多いです。

     

    当カウンセリングルームが存在している限り、何年後でも、何十年後でも、「聴いてほしいな。」 「話したいな。」 と思われたタイミングで連絡ください。

    いつでもお待ちしています。

     

     

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  • カウンセリングを受けることについて

    投稿日 :
    2019-10-30 00:00:00
    カテゴリ :
    ::: カウンセリング :::
    WRITER :
    chi.

    初めてカウンセリングを受ける方の中には、「最初は、ものすごく抵抗がありました…。」 とおっしゃる方も少なくありません。   親や家族から、「一度カウンセリングを受けてみたら?」 と言われた時、精神科に行ってこいと言われたような気持ちになってショックだったと言う方もおられます。   そうですね…… 日本では、まだまだカウンセリン

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    初めてカウンセリングを受ける方の中には、「最初は、ものすごく抵抗がありました…。」 とおっしゃる方も少なくありません。

     

    親や家族から、「一度カウンセリングを受けてみたら?」 と言われた時、精神科に行ってこいと言われたような気持ちになってショックだったと言う方もおられます。

     

    そうですね……

    日本では、まだまだカウンセリングを特別視することも多いように感じます。

    海外では、ごく日常的なことで、パーソナル・カウンセラーをつけている人も珍しくない。

     

    カウンセリングは、別に、構えるような大げさなことでもないし、診断して病名をつけたり、薬を処方することもないです。

    カウンセラーと話すことで、自分の心の中を整理したり、新たな気づきを得たり、リラックスしたり… そんな、日常の中の一場面のようなことなんです。

     

    カウンセリングを続けておられる方には、「もっと早く受けるべきだったと思います。」 とおっしゃる方も多く、長い間ずっと変な先入観で身構えてしまっていたと言う方もおられます。

     

    これからも、まだまだストレス社会は続きます。

    しんどくなった時、カウンセラーの存在が身近に感じられるようになればいいなと思います。

    そして、そんな風に感じてもらえるカウンセラーでありたいと思います。

     

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  • 依存症に対する誤解

    投稿日 :
    2018-05-02 00:00:00
    カテゴリ :
    ::: カウンセリング :::
    WRITER :
    chi.

    ここ最近、TVを賑わしているニュース。 観ていて、誤解があるまま報道されていることに、なんとももどかしさを覚えます…。   『◯◯依存症』 お酒だったり、薬物だったり、ギャンブルだったりするわけですが…。 これ、実は、もう自分の意志ではコントロールできないんです。 「もう、絶対にお酒は飲まない!」 「二度とパチンコには行かない!」 「これで最後

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    ここ最近、TVを賑わしているニュース。

    観ていて、誤解があるまま報道されていることに、なんとももどかしさを覚えます…。

     

    『◯◯依存症』

    お酒だったり、薬物だったり、ギャンブルだったりするわけですが…。

    これ、実は、もう自分の意志ではコントロールできないんです。

    「もう、絶対にお酒は飲まない!」

    「二度とパチンコには行かない!」

    「これで最後にする!」

    そんな言葉を口にしたとしても、それは決意でも約束でもないのです。

    本人の思いは、確かにそこにあるのかもしれません。

    でも、もうカラダが、脳が、そんな状態ではなくなっているのです。

     

    このことを理解できるまで、私自身もすごく時間がかかりました。

    身近に依存症の人を抱えて、悲しんだり、怒りを覚えたり、責めたりを繰り返してきました。

    正直なところ、今でもまだイライラしてしまう時もあります。

    でも… その接し方、対応のしかたは間違っているんです。

     

    依存症は、本人には自覚できていないことが多いです。

     

    まずは、家族や周りの人たちが、その依存症について正しく理解をして、ドクターやカウンセラーの協力を得ながら、しっかりとサポートしていくことが大切です。

    依存症と向き合うことは、長期戦です。

    ずっと続いていきます。

     

    本人は、とても苦しんでいるはず。

    そこを理解して、寄り添っていくことが大切ですね。

     

     

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  • 当カウンセリングについて

    投稿日 :
    2016-10-28 00:00:00
    カテゴリ :
    ::: カウンセリング :::
    WRITER :
    chi.

    先日、お問い合わせがありました。   『占いとか運命鑑定もしてくださいますか?』   お答えします。 当カウンセリングは、臨床心理に基づいており、占いやスピリチュアルなどの類ではありません。 したがって、◯◯診断や鑑定などはおこなっておりません。   こちらは医療機関ではありませんが、カウンセリングをさせていただく中で、ドクターの診察や薬の処方などが必

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    先日、お問い合わせがありました。

     

    『占いとか運命鑑定もしてくださいますか?』

     

    お答えします。

    当カウンセリングは、臨床心理に基づいており、占いやスピリチュアルなどの類ではありません。

    したがって、◯◯診断や鑑定などはおこなっておりません。

     

    こちらは医療機関ではありませんが、カウンセリングをさせていただく中で、ドクターの診察や薬の処方などが必要であると思われるクライエント様には、ご本人としっかりと相談のうえ、ご希望に応じて、医療機関やクリニックの紹介もさせていただきます。

     

    どんなことでも遠慮されることなく、お気軽にご相談いただければと思います。

    ご本人にとって最善のアドバイスをさせていただきます。

     

     

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